ようこそ黄金の花へ


━━ わたしの光を生きるために ━━


沖縄・龍球の小さな島で、

わたしは草木と語らいながら

月のリズムにそってお茶を摘み、香辛料を育てています。


はじめは、大切な人の病気がきっかけでした。

自分には何ができるんだろう──

そう問いながら、草たちと出逢い、自然と向き合い、

そして、わたし自身の光と出逢いました。


「黄金の花」は、

わたしの中にずっと咲いていた、

名もなき願いをかたちにした場所です。


龍の棲むこの島で、

満月に香る草たち、

静けさの中の風の声、

鳥のさえずりと、潮の香り──


そんなすべてと共に生きる中で、

わたしが手渡せるものを、ひとつずつ、形にしています。


お茶は、満月に向かう三日間に摘みます。

それは、植物が地上にもっともエネルギーを巡らせるとき。

草たちが香りをひらき、

“いのちの記憶”が最も豊かに満ちる瞬間です。

わたしはその声に耳を澄ませ、

ただ静かに、そっと手を添えます。


お届けするのは、

ただの「お茶」や「スパイス」ではありません。


それは、

あなたの中にある「ほんとうの声」を

そっと思い出すための小さなしるし。


光を忘れそうなとき、

ほんの少し、自分に還るために。


わたしの手から、あなたの手へ──

小さな祈りとともに、

「黄金の花」をお届けします。